荏原グループ

株主会社荏原製作所紹介

荏原製作所は1912年に創業され、1920年に正式に設立され、東京に本社を置く100年の歴史を持つ日本企業であり、東京証券取引所に上場している。


荏原グループは、建設・工業、インフラ、エネルギー、環境、精密・電子の5つの事業分野を中心に、世界範囲で100社以上の関連会社を持っている。 主な製品は、ポンプ、冷凍機、冷却塔、ファン、タービン、ごみ焼却プラント、真空ポンプ、CMP装置、廃棄物処理プラント、めっき装置などがある。


荏原グループは、これからも技術力を元に成長し続け、持続可能な社会づくりに貢献するとともに、製品・サービスを提供することにより、世界の人々の豊かな暮らしを支えて行く。


調査データにより、荏原グループのLNG(液化天然ガス)用カスタマイズポンプ、CMP装置、ドライ真空ポンプは、世界シェア1、2位を占めている。 荏原グループのポンプは、中国の「引黄入晋」や「南水北調」などの国の大規模プロジェクトに採用されているほか、シノペック、ペトロチャイナなど中国の石油化学産業会社に高品質な製品を数多く提供している。


本社 〒144-8510 東京都大田区羽田旭町11-1
創業 1912年(大正元年)11月
設立 1920年(大正9年)5月
資本金 798億円
従業員数 連結 19,095名 単体 4,287名
売上収益 連結 6,808億円
主要产品和服务 ポンプ、冷熱機械、送風機、コンプレッサ・タービン、都市ごみ焼却プラント、産業廃棄物焼却プラント、真空ポンプ、CMP装置、排ガス処理装置、めっき装置

(2022年12月31日まで)

荏原製作所の創業者

時代の第一線で活躍した実業家
——畠山一清先生

畠山一清は1881年(明治14年)石川県金沢市で生まれる。大学は東京帝国大学に進学し機械工学を専攻した。

大学時代に恩師となる井口在屋博士に出会い、井口博士は当時、東京帝国大学工学部の教授であり水力学ならびに応用力学の権威として知られており、ポンプについても研究していた。井口博士の理論を事業化するために、畠山一清が1912年にゐのくち式機械事務所を立ち上げることになる(荏原製作所の前身)。

設立当初、事務所は工場も資金なく、頭を使って技術を売り物にするしかなかったので、注文の設計以外に井口博士の理論に基づく研究も行い、数は少なくともいいポンプを作ることに精魂を傾けた。事務所設立から3年目で、ついに自己資金で最初の工場を日暮里に持った。工場設立当初の規模が小さかったが、汚水処理現場へ設置した口径760ミリの渦巻ポンプや、排水場へ設置した口径1140ミリの渦巻ポンプが代表敵にな製品だった。1920年に一清の個人経営であったゐのくち式機械事務所から株式会社荏原製作所へ生まれ変わった。井口博士の発明品に限定せず、さらに製品範囲を広げるため、新工場の場所である荏原郡から社名を取り、荏原製作所として新たなスタートを切った。

荏原製作所が創業当初から世界中で必要不可欠な社会インフラを提供し、産業とくらしを支え、社会や地球環境の維持、改善に貢献してきた。


  • 2010年代~現在

    さらなる100年にむけて

  • 1980年代~2000年代

    社会に広がる荏原の技術

  • 1950年代~1970年代

    社会が求めた荏原の技術

  • 1920年~1940年代

    荏原の基礎づくり

2023
  • 世界的な水素市場拡大の流れに対応するため、世界初の水素発電向け液体水素昇圧ポンプの開発に成功しました。
  • 同年 カーボンフリー燃料として期待される液体アンモニア用キャンドモータポンプを開発しました。
  • 同年 マレーシアにEBARA PRECISION MACHINERY MALAYSIA SDN. BHD.を設立しました。今後、お客さまに近い場所でマーケットインの視点から充実したサービスを提供するとともに、マレーシアを中心に東南アジア全体のサプライチェーンを強化していきます。
  • 同年 EBARA Pumps Europe S.p.A.は北欧地域で当社の製品販売を行う支店として、スウェーデンにEBARA Pumps Europe S.p.A. Nordic Filial(以下:EPEN)を設立し、営業を開始いたしました。
  • 同年 中国における事業成長と収益基盤の強化のため、荏原(中国)有限公司を設立しました。中国国内における荏原グループのブランド力を向上し、中国での当社事業拡大を推進してまいります。
2022
  • カナダにポンプの組立・販売およびサービス&サポートを行うEbara Pumps Canada Corporationを設立しました。
  • 同年 EBARA Pumps Europe S.p.A.は、東アフリカ地域においてポンプや灌漑設備の販売を行う支店として、ケニアにEBARA Pumps East Africa(以下、EPEA)を設立し、7月28日より事業を開始しました。
  • 同年 カナダ及び米国に拠点を持つ産業ポンプ・ミキサーメーカーであるHayward Gordon L.P. (HG社)の持分保有者との間で契約を締結し、9月30日をもって100%持分を取得いたしました。
2021
  • トルコのポンプメーカVansan Makina Sanayi ve Ticaret A.Ş.とVansan Makina Montaj ve Pazarlama A.Ş. を傘下に持つ Çiğli Su Teknolojileri A.Ş.を買収しました。
  • 同年 ドイツBoreal Lightとのスポンサーシップ契約を締結 ケニアでの水供給を支援しました。
  • 同年 中国の合肥荏原精密机械有限公司 オーバーホール工場を竣工しました。
2020
  • 北中米におけるポンプの販売・サービス拠点として、メキシコにEbara Pumps Mexico, S.A. de C.V. を設立しました。
2019
  • 藤沢事業所にドライ真空ポンプ自動化工場を新設しました。
2017
  • ブランドステートメントを制定しました。
  • 同年 南アフリカ共和国におけるポンプ事業の拠点として、Ebara Pumps South Africa (Pty) Ltdを設立しました。
2016
  • コロンビアにおけるポンプ事業の拠点として、Ebara Bombas Colombia S.A.S.を設立しました。
  • 同年 ベトナムにEbara Vietnam Pump Company Limitedのポンプ工場を新設しました。
  • 同年 サウジアラビアにおけるポンプ事業の拠点として、EBARA PUMPS SAUDI ARABIA LLC を設立しました。
2015
  • インドネシアの回転機械のメンテナンス会社 PT.Turbindo Chikara Surya(現 PT.Ebara Turbomachinery Services Indonesia)を買収しました。
  • 同年 ブラジルのポンプメーカThebe Bombas Hidraulicas S.A.(Ebara Bombas America do Sul Ltda.)を買収しました。
2014
  • 中東におけるポンプの販売・サービス拠点として、アラブ首長国連邦にEbara Pumps Middle East FZEを設立しました。
2012
  • 創業100周年を迎えました。
2011
  • 荏原エリオットと米国エリオットが経営統合しました。
2010
  • ポンプのグローバル製造拠点となる富津工場を新設、羽田工場の機能を移転しました。
  • 荏原エンジニアリングサービス(現 水ing )をグローバルな総合水事業会社とするため、三菱商事㈱、日揮㈱、荏原製作所の三社が提携しました。
2009
  • 環境事業を再編成し、廃棄物処理プラント事業を荏原環境プラントに統合しました。
2006
  • 中国における標準ポンプの生産・販売拠点として、荏原機械(中国)有限公司を設立しました。
  • 同年 風水力機械カンパニー、環境カンパニー、精密・電子カンパニーの3カンパニー制に移行しました。
2005
  • 中国山東省における大型・高圧ポンプの生産・販売拠点として、荏原博泵泵業有限公司(现荏原機械淄博有限公司)を設立しました。
2003
  • 中国におけるAPIポンプの生産・販売拠点として、嘉利特荏原業有限公司を設立しました。
2002
  • 気体機械部門を分社化し、荏原エリオットを設立しました。
  • 同年、冷熱事業部門を分社化し、荏原冷熱システムを設立しました。
2001
  • 荏原九州を設立(熊本事業所の前身)しました。
2000
  • 米国エリオットを完全子会社化しました。
1999
  • 中国における精密・電子事業の拠点として、上海荏原精密機械有限公司を設立しました。
1997
  • に台湾地域における精密・電子事業の拠点として、台湾荏原精密股份有限公司を設立しました。
1996
  • 中国山東省烟台荏原空調設備有限公司を設立しました。
1995
  • ベトナムにおけるポンプの生産・販売拠点として、Ebara Hai Duong Company Ltd.(Ebara Vietnam Pump Company Limitedの前身)を設立しました。
1994
  • 荏原インフィルコと合併し、風水力機械/環境/精密・電子の3事業本部制に移行しました。
  • 同年、ドイツにEbara Precision Machinery Europe in Germany を設立しました。
1992
  • 各種ボイラの生産拠点として、中国山東省に青島荏原環境設備有限公司を設立しました。
1991
  • 北米における精密・電子事業の拠点として、アメリカにEbara Technologies Incorporated を設立しました。
1989
  • ヨーロッパにおける標準ポンプの生産拠点として、イタリアにEbara Italia S.p.A.( 現Ebara Pumps Europe S.p.A.)を設立しました。
1985
  • 精密・電子事業に参入し、半導体業界向けの新規事業プロジェクトを開始しました。
1984
  • 現在のCIマークを策定しました。
1981
  • ポンプ事業の北米拠点として、アメリカにEbara International Corporation を設立しました。
1979
  • 東南アジアにおける標準ポンプの生産拠点として、インドネシアにP.T. Ebara Indonesiaを設立しました。
1975
  • ブラジルに初の海外生産拠点となるEbara Indústrias Mecânicas e Comércio Ltda. を設立しました。
  • 同年コンプレッサ・タービン事業の拡大に向け、千葉県袖ケ浦市に袖ヶ浦工場を建設しました。
1968
  • 遠心ガス圧縮機、蒸気タービンに関して米国エリオット社と技術提携をしました。
1965
  • 藤沢工場の建設により、国内初の標準ポンプの量産体制を確立しました。翌年からは冷凍機の生産も開始した。
1964
  • 海外事務所をバンコクに設置するなど、貿易自由化の進みに合わせて海外展開を拡大させていきました。同年、アフターサービス強化のため、荏原サービスを設立しました。
1961
  • 廃棄物処理プラント事業に参入しました。
1956
  • 水処理装置に関して、米国インフィルコ社と折半出資のエバラインフィルコを設立。高圧ポンプ(横軸バレル型)に関して米国ボルグワーナー社バイロンジャクソン部と技術提携を行いました。
1941
  • 川崎工場を建設しました。
1938
  • 東京都羽田工場を建設、本社および工場を羽田に移転しました。
1921
  • 荏原の「荏」を遠心ポンプの羽根車で囲ったデザインをコーポレートマークとしました。
1920
  • ゐのくち式機械事務所から荏原製作所に社名を変更しました。
1914
  • 東京都に初めての工場を設置しました。
1912
  • ゐのくち式機械事務所を創業しました。

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