荏原グループは長期ビジョン「E-Vision2035」及び中期経営計画「E-Plan2028」を公表

  • 2026.03.11

2月13日、荏原グループは新たな長期ビジョン「E-Vision2035」及び中期経営計画「E-Plan2028」を正式に公表し、もう一段の進化目標及び実現するためのプロセスを明確化しました。これを起点に、荏原は新たな発展の章を開き、より高い頂点へ挑戦してまいります。

 

 

「E-Plan2025」を見事に幕閉じ、「E-Vision2030」の経済価値指標を5年前倒しで達成


2020年に、荏原グループは10年後のありたい姿を描き、初の長期ビジョンとして「E-Vision2030」を策定しました。さらに、それに向けた3か年の中期経営計画「E-Plan2022」と「E-Plan2025」を策定しました。


「E-Plan2025」の最終年度として、2025年度の業績は、受注、売上、営業利益いずれも5期連続の最高業績を更新し、売上は5つの全セグメントで増収となりました。その中で、受注高と売上収益は1兆円規模に到達し、営業利益は初めて1000億円を超えました。2025年までを対象期間とする現中期経営計画の終了時点において、全社ROIC11.9%、ROE15.6%、営業利益率11.9%、時価総額約2兆円に達し、効率性・収益性・成長性の向上を実現しました。いずれの指標におきましても「E-Plan2025」の目標を上回って着地しているだけでなく、各種の経済価値指標は「E-Vision2030」で掲げた水準を5年前倒しで達成しており、特に時価総額は予想の約2倍となりました。


同時に、荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)達成を目指し、経済と社会・環境価値の両立を目指しています。2025年まで、荏原グループはCDP「気候変動」「水セキュリティ」の2分野で2年連続「A-」スコアを獲得し、Scope 1,2 GHG(温室効果ガス)排出量(CO2換算)を2018年比44.9%を削減しました。また、Global Key Position(GKP)における女性ポジション比率は8%に、障がい者雇用比率は約2.6%に達しています。そして、取締役会のパフォーマンスの深化を推進し、ガバナンス体制を絶えず改善しています。

 

 

「E-Vision2035」:「Essential EBARA. Everywhere.」をスローガンに掲げ、持続可能な社会の実現に欠かせない企業へ


顕在化した環境変化及び当社の成長スピードをふまえ、荏原は10年先を見据えた新たな長期ビジョン「E-Vision2035」を策定し、2035年におけるありたい姿を描き直しました。


また、「Essential EBARA. Everywhere.」をスローガンとして掲げています。荏原は「お客さまに寄り添う“熱と誠”の姿勢」と「想いを形にする“流れ”の技術」で、これからも世界のあらゆる場所で挑戦を続け、世界になくてはならない企業として、この星が求める持続可能性のために新たな価値を届け続けます。


「E-Vision2035」に向かって、荏原はサステナビリティ経営を実践し、社会・環境価値の提供と、企業としての経済価値の最大化を両立させていきます。まず、10年後に目指す経済価値として、売上収益2兆円以上(2025年末時点の約2倍)、営業利益率20%以上、ROIC20%以上、ROE25%以上、時価総額6兆円規模(2025年末時点の約3倍)を目標としたいです。また、社会・環境価値として、脱炭素社会、安心・安全なくらし、進化する豊なくらしという三つの面において目標を設定しています:エネルギトランジションをリードし、CO2約2.5億トン相当のGHGを削減します;気候変動に伴う水害リスクから人々の生活を守り、世界で8億人に水を届けます;半導体製造における高集積化とサステナビリティを支え、AI社会の進展に貢献します。


ありたい姿を実現するために、荏原は五つの事業に対して明確な位置づけを行い、グローバルビジネスセグメント(精密・電子、エネルギー、建築・産業)と日本起点ビジネスセグメント(インフラ、環境)で構成する事業ポートフォリオを構築します。3本の柱となるグローバルビジネスセグメントは地球全体を一つの市場としてとらえ、トップライン成長を牽引する役割を担います。インフラセグメントと環境セグメントは社会課題に先行して直面する「課題先進国」の日本で蓄積されたノーハウを世界の必要とされる地域に展開していきます。荏原は各セグメントの特性に応じてメリハリのある経営を進めていきます。さらに、技術・顧客基盤の共有やデータの相互活用などを通じて、当社独自のポートフォリオで事業間シナジーを創出し、事業の総和を超えた企業価値を創造していきます。


今後、荏原は「グローバルエクセレントカンパニーとして、持続可能な社会の実現に欠かせない企業」を目指し、世界の社会・産業インフラを支える高い技術力と信頼性を基盤に、持続的な成長と高い収益性を実現し、社会課題の解決に貢献し続けていきます。

 

 

「E-Plan2028」:全体最適による経営基盤強化を通じて、グローバル競争力と収益性を向上


「E-Vision2035」に向けた最初の3年間として、中期経営計画「E-Plan2028」は「全体最適を通じた持続的価値創造の実現」をテーマに、全体最適による経営基盤強化を通じてグローバル競争力と収益性を高めます。


財務目標として、売上収益1.2兆円規模、営業利益率14.5%以上、ROIC13%以上、ROE18%以上を目指したいです。社会・環境価値目標として、重要サプライヤにおけるCSR調達要件適合率75%、当社製品・サービスによるGHG(CO2換算)6500万t削減(2023~2028年の累計)、CDP評価(気候変動カテゴリ)リーダーシップレベル(A、A-)を継続、GHG(Scope 1,2)排出量(CO2換算)46%削減(2018年比)、グローバルエンゲージメントサーベイスコア85、GKPにおける女性比率(連結)11.0%を設定しています。


目標を実現するために、荏原グループはさらに投資を拡大していきます。2026~2028の3年間累計で3200億円を計画しており、前中計期間を約25%上回る投資規模となります。その中で、成長投資は2600億円(うち、研究開発費800億円)、基盤投資は600億円とし、成長投資の比重を高めます。特にグローバルビジネスセグメントである精密・電子、エネルギー、建築・産業の3事業への投資を強化していきます。また、技術製品開発、DX領域、人財へ重点的に投資を行い競争力の強化を図ります。

 

 

荏原は1912年の創業以来、流体技術や回転機械技術といったコア技術を基盤に、製品のイノベーションと進化を継続して推進し、水、空気、エネルギー、廃棄物処理、資源循環、治水、灌漑、半導体など人々の暮らしに欠くことのできない領域で、社会課題に対応するソリューションを提供して社会・産業・生活の持続可能な発展を支え続けてきました。


今後も荏原は引き続き創業以来磨き続けてきた荏原らしいやり方で、100年以上にわたる経験と技術の蓄積をもとに、サステナビリティに対してソリューションを提供し、社会に期待・信頼される存在と認識されるように取り組んでいきます。

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