2025年8月14日、荏原グループは2025年第2四半期連結決算を発表し、受注高、売上収益、営業利益いずれも2Qとして過去最高を更新しました。また、通期営業利益を上方修正すると発表しました。
業績ハイライト
· 受注高と売上収益が過去最高を更新
2025年上半期において、環境と精密・電子が牽引し、全社として受注高は前年対比12.9%増の4,513億円となっております;売上収益は4,487億円、前年比13.7%増えました。
· 営業利益が大幅に増加
営業利益は500億円、25.3%の増益となり、営業利益率は11.2%に上昇しました。
· 海外市場が急速に拡大
海外市場全体として売上収益は18.6%増の2,958億円となり、構成比66%に達しました。その中で、台湾、韓国、その他アジア地域は著しく伸び、売上収益は856億円、前年同期に比べて65.8%増加しました。中国市場の減速感があるものの、1-2Qの売上収益は759億円となり、前年より小幅に減少しました。
セグメント別業績
·建築・産業セグメントが安定的に推移:売上収益は1,138億円となり、前年並みでした。
·エネルギーセグメントが増収増益:中国電力向けの堅調や、製品とS&S(サービス&サポート)の北米での増収などが貢献し、売上は前年同期より17.7%増の1,090億円、営業利益は48.9%増加しました。
·インフラと環境セグメントが急成長:インフラセグメントの売上収益は前年同期より26.3%増の326億円となり、増益幅は80%を超えました。環境セグメントでは、受注高は前年同比86.9%増の658億円、営業利益も22.7%増加しました。
·精密・電子セグメントが牽引:生成AI向けグローバル半導体需要の増加が継続し、受注高、売上収益、営業利益いずれも前年同期を大きく上回りました。売上収益は1,505億円、前年より23.1%増加しました;営業利益は21.5%増の234億円となりました。
通期業績予想:営業利益を上方修正
荏原グループは上半期の好業績を順調な進捗と捉えており、2025年の通期業績予想に関しましては、営業利益を旧計画より10億円増の1,025億円に上方修正しました。
今後に向けて、荏原は当社の事業ポートフォリオの独自性とシナジーを活かし、資源配分の最適化と開発投資の強化により、業績のさらなる向上を図り、グローバル・エクセレント・カンパニーとしてもう一段の進化を目指します。
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