鄭州市龍湖金融島は暖房提供開始1ヶ月間、再生水の暖房により15000トンの石炭を節約

  • 2023.12.29


龍湖金融島は鄭州市の「新しい名刺」となり、将来の鄭東新区国際地域金融センター建設の主要エリアに位置し、金融オフィスビル、都市生態景観、文化建築設計は国際5A標準に基づいて設計され、国内グリーンビルと米国LEEDゴールドビル標準に達しています。


金融島は、内環に高さ60メートルの金融オフィスビル20棟、外環に高さ100メートルの金融オフィスビル20棟、超高層ビル2棟、文化ビル4棟に囲まれます。 11月15日から暖房配管網が50℃まで暖められ、今まで1ヶ月間に暖房を提供してきました。


以下の内容は大河日報-豫ビデオ記者報告


鄭東新区龍湖金融センターはアリアエネルギーステーション集中冷暖房を採用しています。 建築面積は396.1万平方メートルの内、暖房建築面積は279.0万平方メートルであり、暖房を提供したのは30万平方メートルです。暖房提供期間は今年11月から来年3月までとなり、エネルギーステーションは中水クリーンエネルギー暖房を採用しています。馬頭崗汚水処理場の再生水を冷温水として利用することにより、汚染ゼロ、排出ゼロ、省エネを実現しました。




龍湖金融島エネルギーステーションは、3つのエネルギー・ステーションとアリア暖房、冷房と再生水配管を持ち、熱供給設備容量は203,634kW、冷房供給設備容量は57,900RTで、アリア全体の冷暖房需要を満たせ、利用者に24時間冷暖房を確保することができます(エネルギーステーションは荏原渦巻ポンプRTGCシリーズを21台採用し、その中15台は納品済)。クリーンかつ再生可能なエネルギーを利用して冷暖房を提供しており、まさに「スーパー・エアコン」とも言えます。


ビル屋上に散在していた冷却塔が不要になったことにより、ビルの品質とエリアの環境に大幅に改善され、利用者のコスト削減にもつながりました。 従来の分散型エネルギー供給と比べると、再生水でエネルギーを供給することにより、空調配電を70%、空調機械室面積を80%削減することができます。 龍湖金融島の3つのエネルギーステーションがフル稼働すれば、従来のエネルギー供給方法と比べて、空調電力消費を約3,873万kWh、標準石炭を約1万5,000トン、二酸化炭素排出を約3万9,000トン削減することができます。




この度荏原渦巻ポンプが龍湖金融島エネルギーステーションプロジェクトに採用されたのは、北京大興空港エネルギーステーション(冷凍+ヒートポンプ+氷蓄渦巻ポンプユニット)、南京江北新区エネルギーステーション(川水ヒートポンプ)に続き、荏原渦巻ヒートポンプが採用されたもう一つのメガエネルギーステーションです。 荏原は「地球に貢献する」という理念をもって、技術力と熱意を元とし、お客様に信頼できる製品とサービスを提供し、国の建設と社会の調和に貢献していきます。 (文・編集担当 荏原冷熱系統(中国)有限公司)

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