荏原グループが掲げる2030年の温室効果ガス排出削減目標が、SBTi(Science Based Targets initiative)※から科学的根拠に基づいた短期目標として認定されました。
1.背景
荏原グループは、2020年に策定した長期ビジョン「E-Vision2030」のもと、「環境マネジメントの徹底」を重要課題の一つに掲げ、カーボンニュートラルに向けた取り組みを進めています。また、中期経営計画「E-Plan2025」の基本方針では、「ESG経営の更なる進化」を重点領域とし、自社製品・サービスを通じた環境負荷低減を推進しています。
2.概要
荏原グループでは、持続可能な社会の実現と当社グループの成長を両立するため、2030年までの温室効果ガス削減目標を設定しています。
・Scope1,2: 2030年に2018年比で55%削減(1.5℃水準)
・Scope3(カテゴリ11): 2030年に2021年比で25%削減(WB2℃水準)
このたび、これらの目標がパリ協定が求める水準と整合するものとして、SBT短期目標として認定されました。
3.今後の展開
荏原グループでは、2050年にバリューチェーン(Scope1,2,3)でのカーボンニュートラル達成を目指しています。今後も、省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの活用拡大、製品・サービスの環境性能向上など、多岐にわたる施策を通じて、温室効果ガス排出量の削減に努めてまいります。
ー 荏原グループについて ー
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
※ SBTi(Science Based Targets initiative)は、WWF、環境情報の開示に関する国際NGOであるCDP、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクトによる共同イニシアティブです。世界の平均気温の上昇を1.5度に抑えるという目標の達成に向けて、企業が科学的根拠に基づいた目標(Science-based target)を設定することを支援・認定しています。
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