荏原グループは2025年第1四半期業績を発表:いずれの指標も向上し、力強い成長を維持

  • 2025.05.27

5月15日、荏原グループは2025年第1四半期決算を発表し、受注、売上収益、営業利益いずれも第1四半期として過去最高を更新し、グループ全体として優れた業績を上げて堅実な成長態勢を示しています。


2025年第1四半期において、精密・電子セグメントが大幅に増加して、全社として受注高は前年対比4.3%増の1,998億円となっております。売上収益はエネルギー、インフラ、環境、精密・電子の各セグメントが寄与し、188億円増加して2,126億円、前年比9.7%増えました。営業利益は226億円、17.1%の増益となり、営業利益率は10.6%に達しました。


地域別から見れば、日本も海外も、ともに前年同期に比べて増加しております。特に海外市場全体の成長率は12.8%と好調、海外売上構成比率は60%以上を着実に維持しております。その中で、北米や台湾・韓国などの地域は著しく伸び、それぞれの売上収益は前年同期に比べて22.5%と44.2%増加しました。中国地域第1四半期の売上収益は317億円となり、前年より減少したものの、荏原グループ最大の海外単一国家市場です。


また、セグメント別から見れば、荏原グループの五つの主力事業セグメントは、いずれも程度の差はあれ成長を遂げました。建築・産業セグメントの売上収益は563億円となり、前年並みでした。エネルギーセグメントは中国電力向けの堅調や、製品とS&S(サービス&サポート)の北米での増収などが貢献し、売上は前年同期より11.5%増の486億円となりました。インフラセグメントでは、日本国内の公共ポンプ市場は堅調に推移し、受注、売上、営業利益、いずれも前年同期を大きく上回りました、最大58%を増加しました。環境セグメントは、EPC(設計・調達・建設) の工事進行案件の進捗により増収、売上は前年同期比12.6%増の234億円となりました。精密・電子セグメントにおいて、中国市場は従来の勢いにやや落ち着きが見られる一方で、生成AI向け半導体需要の継続により、前年同期から大きく増加しており、売上と営業利益はそれぞれ624億円と82億円となりました。


荏原グループは第1四半期の好業績を順調な進捗と捉えており、2025年の通期業績予想に関しましては、据え置きとしております。全社として売上収益9,000億円、且つ初めての1,000億円台の営業利益を目標とします。


今後に向けて、荏原は当社の事業ポートフォリオの独自性とシナジーを活かし、資源配分の最適化と開発投資の強化により、業績のさらなる向上を図り、グローバル・エクセレント・カンパニーとしてもう一段の進化を目指します。


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